FC2ブログ

子どもたち憧れの奏法~装飾音符~を素敵に!

ピアノを習う子供たちには
憧れの曲というものがありますね。

いちばん多いのはやはり『エリーゼのために』でしょうか。
あとはモーツァルトの『トルコ行進曲』や
『ノクターン』などショパンの曲全般。
最近はディズニーの曲なども増えてきました。

それと同じように
子どもたちには憧れのテクニック、というものがあります。
それが 装飾音符 です。

なかでも 短前打音 は
子供が弾く曲の中でも比較的早いうちに登場し
なおかつ、なんだか上手になった気分になれる
装飾音符のアイドルのような存在です。



冒頭でちょっと音をひっかけているような感じ。
これが短前打音です。

私も小学生のころ短前打音にときめきました。
初めて弾いたのはバイエルだったでしょうか。
その後このトルコ行進曲を弾いて
なんだか上手になったような気がしてとても嬉しかったのを
今でもよく覚えています。



これを弾くには手がいい状態に脱力されていないとうまくいきません。
変な力が入っていると、小さくひっかけるようにならず
とっても存在感のある装飾音になってしまうのです。
そうならないように、こんな声かけをしています。

  「装飾って何か知ってる?」
  「わかんない~」
  「飾りのことだよ。飾りだからあまり目立ちすぎては素敵じゃないの。
   もし○○ちゃんの髪のリボンが
   (手を大きく広げながら)こ~んなに大きかったら
   ちっとも素敵じゃなくなっちゃうでしょう?」
  「あははは~!それ、変!!」
  「だよね~、そうならないように弾こうね」

       

脱力は今日明日の練習でできるようになるものではありません。
力を込めて弾くクセがついてしまってからでは直すのが大変ですから
導入期からの指導が大切です。

教室では、教材の中での指導はもちろん
大きなお手玉を使って脱力の感覚を得てもらうような
楽しいアプローチもしています。
ピアノに向かうだけではない、
あの手この手のアプローチもピアノレッスンでは大切な時間です

♪♪♪♪♪    ♪♪♪♪♪    ♪♪♪♪♪

教室のホームページはこちらです

♪♪♪♪♪    ♪♪♪♪♪    ♪♪♪♪♪

今日もブログをお読みくださいましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。
1日1回、虹色のボタンクリックで応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(*^_^*)
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ

にほんブログ村



キックボードを遠くに進めるように弾いてみよう


ピアノを教える教師にとって
どのように言えばより伝わるか
ということはとても大切なことです。
いくら自分自身がすばらしいテクニックと感性の持ち主でも
それを相手に伝わるように言葉にできなければ
レッスンはうまく機能しません。

教える相手が子供の場合には
よりその【言葉のテクニック】を求められるだろうと思います。

・・・・・・なんて言うとちょっと大げさですが
要するに、子供にわかりやすい例えで伝えられるかどうか、
そこにかかっていると思います。



ラーニングトゥプレイから、『こもりうた』を練習している生徒。

こもりうた楽譜


曲の冒頭、P(ピアノ=弱く)で始まっていることを意識して
とてもきれいな音を出しました。
でも、ちょっと惜しかったのは
右手も左手も同じ音量、同じ音色。
・・・・・・うむ。

 くん、最初きれいな音が出たね。
 でも左右がまったく同じに聞こえたよ

 え?あ、そうか右がメロディーだから強くだ

すぐにまったく同じではいけないことに気付いて弾きなおします。
音が出たときのバランスは少し良くなりました。

でもそれだけでは物足りない。
曲の出だしって本当に大切です。

 いまの音はきれいだったね。
 もう少し考えてみてほしいんだけど、
 最初の音ってそれぞれ何拍分の音符?

 右は3拍、左は1拍
 …だね。右は3拍分音が進んで
 次のミの音につなげていかないといけないね?
 ちょっと考えてみて?
 キックボードでちょっと進みたい時と遠くまで進みたい時、
 足の蹴り方は同じ?

 いや、遠くまで行きたい時はこうやってグッと蹴るけど
 ちょっとの時はサッと
(実演してくれました(^^♪)
 だよね。3拍分進むには1拍の時と違うエネルギーが必要だよね。
 そんな時ただ音を強く弾こうとするだけでいいのかなぁ?

 あ、なんか、ぐ~んっていう感じで弾いた方がいいかなぁ?
 うん、先生はそう思うけど、どう?
 やってみる!

音色の深浅を言葉ではうまく表現できませんが
最初に弾いたときとは全く違う
温かくよく響く音で弾けました。


彼の場合はこの例えで伝わりましたが
これが誰にでも伝わるわけではありません。
 ボールを遠くに投げる時と近くに投げる時、とか
 遠くにいる人を呼ぶときと近くにいる人を呼ぶ時、とか
 砂場の砂をたくさんすくう時とちょっとすくう時、とか
子供の生活の中にある状況から
その子が実感として分かるものを探し出して伝え、

 わかった!!

と目が輝いたとき、

 よっしゃ~!

と心の中でガッツポーズするワタクシなのです




今日もブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。
虹色のボタンクリックで応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(*^_^*)
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ

にほんブログ村

クレシェンドを自然にできない生徒には

楽譜には音符以外にもたくさんの記号が書かれています。

音楽の速さを表わす記号
音の強さを表わす記号
音の切り方・つなげ方を表わす記号
などなど…

小さいお子さんでも、
 フォルテ(強く)・ ピアノ(弱く)
などは分かりやすいですし、(質はともかく)強く弾いたり弱く弾いたりすることはできます。

意外と難しいのが、クレシェンド(だんだん強く)です。

だんだん強くしたいために、
どんどん手を固めていって叩くように弾いてしまったり
手首を上下させて強く弾こうとしたりして
結果として、ヒステリックな雰囲気のクレシェンドになってしまいます。

そんな時に私が伝えるのが

 ふうせんを膨らませるよ

という言葉です。

 胸の前で両手で小さな風船を作ってみようね
 それをね、ゆっくり息を吸いながらふくらませてみよう


横に並んで一緒にやってみます。
この一緒にやってみるのがポイントです。
ゆっくりと滑らかに膨らませていくのと
その時に息を止めずにゆっくり呼吸しているのを
すぐ横に並ぶことで生徒に感じ取ってもらいます。

そして実際に弾いてもらう時は
最初は横で私が音楽に合わせて上の動作をやってあげます。
そうすると…あら不思議。
あれほど力任せにクレシェンドしていたのが
滑らかな自然なふくらみに!!

 だんだん弱くしたい時はね
 ふくらんだ風船をゆっくり息をはきながらしぼませていくよ
 急にしぼませちゃぁだめよ~、ゆっくりね


きれいに自然におさまっていきます・・・

わかりやすいイメージを伝えてあげて
それがその子にはまった時
子供って本当に急に変化しますね!




”だんだん強く”
日本語としてわかりやすい言葉ではありますが
それだけですとクレシェンドの表現は難しいですね。
音を強くしていくということは、そこに、
音楽が広がっていく、成長していく、ふくらんでいく、などの
さまざまなイメージが隠されています。

ゆくゆくはそれらを感じ取れるようになってほしいですが
小さいうちは、まず、ただ手や指だけで強くしていくのではない、
音楽的な弾き方を学んでほしいなと思っています。




今日もブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。
1日1回、虹色のボタンクリックで応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(*^_^*)
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ

にほんブログ村

プロフィール

♪ふるるん♪

Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

リンク

ご訪問ありがとうございます

お問い合わせはこちら♪

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR

♪素敵な先生方の記事集♪