ピアノ演奏で初めてお金をいただいた時の気持ちを思い出してみた


今は便利な時代になりました。
SNSを通じて高校時代の仲間と頻繁におしゃべりをしたり・・・・
そんな中でふと、思い出したことがあります。


高校3年生のとき。
  私は吹奏楽部でコントラバスを弾いていました。
その吹奏楽部の外部講師として来てくださっていた指揮者さんが、社会人吹奏楽団のご指導もされていました。
その吹奏楽団の出張演奏があるという日の前夜、その指揮者から電話がありました。


「おい!ふるるん、おまえ、ピアノ弾けるよな?」
「あ、は、はい
「明日、○○で演奏があるんだけどさ、
 ピアノ弾くメンバーが急に出張で出られなくなったんだよ
 おまえ、来て弾いてくんない?」
「えええええええ~~~~~
 明日ですか?明日ですよね?楽譜はどーすんですか?」
「ちょこっと、ちょこっとだから大丈夫だ
 早めに行ってちょっと練習してリハもあるから、な、な?
 ○○と○○(同じ部活の仲間)もエキストラで行くから、な?」



というわけで、翌日
行って楽譜もらってびっくりです。
なんと くるみ割り人形の『花のワルツ』冒頭 

  ハープのソロパート

だったんです!!!

ひっっっえ~~~~
ちょっと待ってください、こ、これを今から練習してすぐ本番ですか!!??


   今ならできますとも。心も体も(←これは余計)図太いですから。
   でもね、当時はうら若き乙女、花も恥じらう高3の小娘ですよ?


でも、あれこれ言っても仕方ない!
私しかいないんだから。
と思いつつ、くじけそうになるのを友だちに励ましてもらいながら練習…
なんとか、なんとか弾けるようになって…さて、リハーサル。


・・・・ん?あれ?音、間違ってる?いや、楽譜通りだよ?
でも・・・・なんか変。


指揮者  「あ、その楽譜、原譜だ直した楽譜は?」
団員A氏 「○○さん(弾くハズだったヒト)が持ってます
団員B氏 「今ごろもう(出張先の)大阪…

一同   「・・・・・し~ん・・・・・・・」


指揮者  「おい!ふるるん!書き直してるヒマはないぞ!
      今すぐ長2度(だったかな?)下げて弾け!」
ふるるん 「え~!?そんなぁ!音たくさんありすぎ!無理
指揮者  「いいからやれ!」


ひ~ん
もちろん、その場ですぐなんて当時の私にはできるわけもなく
(今でもあやしい)
お昼を挟んでの本番だったのでそのお昼タイムに練習しなおし。
必死とはこのことだと思いました


そして本番。
ポロポロと間違えつつごまかしつつ
ごまかしきれない派手な変な音も鳴らしつつ
なんとか弾き終えたときは、どっと汗が出たのを覚えています。
これまでの演奏人生でいちばんスリリングでした!!


この時、生まれて初めてピアノを弾いたことに対しての
謝礼、というものを頂きました。
2000円だったか3000円だったか・・・

ピアノを弾いたことに対してお金をいただいたということが嬉しくて
でも、高校生の自分にはとてもとても重たい出来事でもあり、
帰宅後、興奮気味に母に話したように思います。



あれから○十数年…
あの時の必死さで、今、ピアノに向かっているかな?
ちょっと、甘えてないかな?


こんなことを考えている日曜の夜です・・・・





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おススメ楽譜!練習不足のレッスンでも素敵に役立つ♪

今年の始め。
発表会の選曲用にと、1冊の楽譜を手にしました


三枝隆:ピアノ連弾 「1音のファンタジー」三枝隆:ピアノ連弾 「1音のファンタジー」
(2012/01/20)
三枝 隆

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どの曲もプリモがたった1音で出来ているので
習いたてのまだちゃんと弾けない子でも楽しめる。
しかも、セコンドは一人で弾いても美しくて楽しめる。


こんな感じで紹介されていましたので、
まだグーや一本指で弾いている生徒さんの発表会用にと購入したのです。

到着した楽譜を弾いてみたら……本当に美しい…セコンドがとても素敵です
私、かなりツボです。ところが・・・・
発表会で弾かせたいと思っていた幼児さんにとっては1曲1曲が長い・・・・
ちょっと弾き通す集中力はなさそうです。


素敵なのに惜しいけれど、今年の発表会では使うのを見送りました
その後しばらく楽譜棚でおやすみしていたのですが・・・・



最近、レッスンで使ってみて、
聴く耳や感じる心を育てるのにとても役立ちそう 
だということに気づきました。



ある中学生の生徒さん。
学校と部活と塾で忙しく、その上ここのところ体調不良もあり
「今週ほとんど弾けなかったんです…」という状態でレッスンに来ました。
少しだけ練習した曲のレッスンをしたところで突如ひらめきました。

「そうだ!1音のファンタジーやろう!」

   練習していないからって、レッスンで譜読みだけしたり
   ソルフェージュだけするなんて、もったいない!!
   これまでもこういう時は初見連弾をしてアンサンブルの楽しみを
   味わってもらっていました。


モーツァルトのソナタを弾けるレベルの生徒さんだけど、
今回はあえて1音だけを弾いてもらうよ

最初、「え?不思議。ドだけ?
と戸惑っていた生徒さんも、
セコンドの流れに乗って気持ち良さそうに弾いています。

  私が深く呼吸をすれば合わせて呼吸する。
  私が繊細な音を出せば柔らかい音で応えようとする。
  私が緊張した音を出せばいっしょに緊張する。
  ふっとゆるめれば緊張を解くのがわかる。


全身で私の弾くセコンドの音を聴いて
私の呼吸を感じているのが伝わってきます。


ふだん難しい曲を弾いていると、どうしても指を動かす方に意識がいってしまいがちですが本当に身につけてほしいのは、音楽を楽しむ力。
  それは音を聴くことだったり、弾き手の呼吸を感じることだったり
  和声の変化を感じることだったり・・・・書き出したらきりがありませんね。

そういうところをもう一度見直したいな、
あるいは、そういうところがちょっと弱いな、
という生徒さんに使ったら、とてもいいと思います


(先生は練習がそれなりに大変ですが(^_^;))

とても素敵な曲がたくさんですのでぜひ弾いてみてください
おススメです♪



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成功体験の積み重ねで自信を育てたい

長年うちの教室に通ってくれて、
今年の春に引っ越しのため卒業した生徒さんがいます。

以前、その彼について書いた記事です。
男は度胸!
お別れの季節


今、中学1年生
引っ越し先ではピアノ教室には行っていません。

決して器用なタイプではありませんでしたが
コツコツコツコツと練習をして6年生で ぐぐぐぐぐっ と成長し
伴奏でステージに立つという経験もしました。
そのステージでは校長先生はじめ先生方やお友達に
たくさんのお褒めの言葉をいただいてとても喜んでいました

嬉しいことに今もときどきお母さまからメールをいただきますが
その時の伴奏の曲は彼が引っ越し先でもちょくちょく弾いて楽しんでいたそうです。


そして、この秋
引っ越し先で、また伴奏をすることになったのだそうです!
曲はこちらにいる時に一生懸命練習した、あの、『夢の世界を』。
前奏、間奏がこちらで弾いた時とは違うようで、今、頑張って練習中。
私がいつも教えていたように、指番号やペダルを書き込んでコツコツ練習しているそうです~!
嬉しくて思わず小躍りしちゃいますよ~




自分が一生懸命努力した結果、周りの役に立ったという体験は大きな自信。
子どもの心にとってはその自信は大きい大きい財産だと思います。

彼はその財産を胸に
 中学になって忙しい中でも
 レッスンを卒業した今も
ピアノを弾き続けて、伴奏にもチャレンジしているのだと思いました。





発表会で、ステップで、コンクールで、あるいは、ふだんのレッスンで。

どんなに小さなことでもいいから成功体験を重ねて「自信」という財産を大きく育てていってあげたい。
その自信を胸に、さらに大きく羽ばたけるように。


彼の様子を知るたびにそんなことを思う私です。


Tくん、お母さん、ありがとう。
そして、がんばって!遠くからだけど、応援しています。




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プロフィール

Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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