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演奏に奥行きがほしくてこんなことを言ってみました

シューマンのトロイメライを練習している中学生がいます。

トロイメライは誰もが弾いてみたいと思う人気の曲ですね♪
そのゆったりとした曲想からか、簡単に弾けると思っている方も多いようですが実はなかなか難しい曲です。
まず、楽譜を読むのが…タイがいっぱいかかっていますし、なんとなく聴いていたイメージを頼りに弾いてしまうと、リズムも拍もがたがたと崩れてしまいます。

中学生、忙しいながらもコツコツと練習して楽譜通りに弾けるようにはなっていました。
でも…もっとできるはず!
もっといい音が出せるはず!もっと表現できるはず!


まずは、気持ち玉!(詳細はこちら → 気持ち玉を作ってから弾こうね
気持ち玉は最初だけではなくて、
ずっとずっと、曲の最後まで持っていくんだよ、とアドバイス。

そして…もっと奥行きを出したい!
いくつもの声部がまるでミルフィーユのように重なり合う曲、
どれもこれも同じボリューム、同じ音色で弾いたのでは
その繊細な作りが台無しになってしまいます。
 このフレーズは大きすぎない?
 これは大切じゃない?
こういうアプローチはしてきたけれど…うーむ…いまひとつ…

そこで、こんな風に言ってみました。

  4つの部屋が奥に向かって並んでいるとしたら
  この部分は一番奥の部屋で鳴っている感じじゃないかな?
  ここは一番手前の部屋で。
  ここは2番目の部屋かな?あるいは3番目の部屋かな?
  どこで鳴っているかで聞こえ方が違うでしょう?
  奥の部屋になればなるほど音は柔らかく聞こえるだろうし
  手前の部屋なら直接的に聞こえてくる。
  そんな風に音量だけでなく音色も弾き分けられるかな。

 

大きな大きな気持ち玉を作って弾き始めた彼女。
さっきとは別人の深い音が出てきます。
遠くで聞こえる音、近くで聞こえる音…音色も工夫しています。
だいぶ立体的な演奏になったと思います♪
そしてなにより素晴らしい集中力。
やっぱり気持ち玉の効果はすごい。


生徒さんがピンとくる言葉でアドバイス出来た時、
演奏ががらりと変わる瞬間に立ち会えます。
そんな時に感じるシアワセ。
その一瞬のために、私ももっと語彙を増やして言葉の表現力を磨いていきたいな♪



トロイメライ、めでたく合格となりました♪
がんばったね(*^_^*)



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リハーサル会後の生徒さんの変化

かれこれ10日ほど前になりますが、
コンクールやステップを受ける生徒さんたちの
リハーサル会を行いました。 → 効果抜群のリハーサル

リハーサル会というのは弾きっぱなしでは効果半減です。
先生方からいただいた講評をしっかりと読み
そこから自分がこれから取り組む課題を見つけ
その課題をどのようにこなしていくかを考える。
そして、それを実行!
ここまでやってこそのリハーサル会。
リハーサル後の1週間はていねいにその作業をしてきました。


そしてそのまた1週間後の今週、みな続々と変身してきています。
私が言ってもなかなか改善されなかったところも
しっかりと取り組んでいい方向に向かっています。


リハーサル会で自分と同じ年齢の子たちが弾いているのを見て聴いて

  あの子の音、きれいだった。
  楽しく聞こえた。 
  大事な音がちゃんと聞こえてきた。

さまざまなことを感じた生徒さんたち。
自分で感じたことは自分で言葉にできます。

  ここはもっときれいな音で弾きたいと思った。
  これをもっと軽く弾かないといけないと思う。
  テンポが速くなっちゃうのをどうにかしたい。

そして、そのいいイメージに向かうエネルギーもわいてきます。

  メトロノームしっかりつけて練習する!
  よく音を聴きながら気をつけて弾く!
  ここだけ毎日20回練習するよ。
  片手ずつでしっかり歌えるように練習する!


そこに前の記事でご紹介した”気持ち玉”をプラスして
きっと、それぞれが今できる最高の演奏をしてくれるようになると信じています。




生徒さんたちの学校は今日が終業式♪
いよいよ夏休み突入ですね♪
母としても夏休みモード。子ども3人がいろんな時間に出たり入ったり…

暑い夏になりそうですが、元気いっぱい乗り切りたいと思っています(*^_^*)


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気持ち玉を作ってから弾こうね

ピアノを演奏する時、
最初の音を出すまでに少し時間がかかることがあります。
楽器を演奏されない方には、よく、「どうしてすぐ弾かないの?」と訊かれます(笑)

心を整えて曲の世界へ向かっています。
俳優さんが撮影を前に役に入っていくのと同じでしょうか。
 集中し、曲の世界観やイメージを描き、
 テンポを確認し、音色のイメージを作り…
私はそんなことをやっています(みな同じかしら…?)
ほんの少しの時間ですがとても大切な時間です。



さて、レッスンにて。

 はい、どうぞ♪
 ♪♪♪♪~
 ちょ、ちょっと待って、ごめん、ちょっと待って
 ???
 今さ、すぐに弾き始めたよね、すぐに

そう、子どもたちは演奏前の“その時間”を端折ります(笑)
その結果、曲の立ち上がりの少しの間、何のイメージもない、意思のない音が並んでしまいます。
最初の音から、曲の世界に引きこまれるような音を出してほしいのですけれど…

 曲のイメージを頭に思い浮かべて、テンポを決めて
 どんな音で弾こうか考えて、呼吸をしてから弾きましょう


いつも伝えてはいますが、なかなか。
ほんの一瞬でも、弾く前にふと立ち止まってくれたら…
どうやったら子どもにもわかりやすく伝えられるかな…といつも考えていました。



そして先日、こんな風に言ってみました。
これはあらかじめ考えてあったわけではなく、深く深く考えてから弾き始めてほしい曲を
あまりにもあっさりと弾き始めた生徒さんを目の前にして、ふっと湧いてきた言葉です。

 もうちょっとこう…気持ちを作ってから弾こうよ
 ここで…こう…気持ち玉を作って
(胸の前で手で丸を作るジェスチャーをして)
 それを…ぅぅぅわって出してさ、ピアノに、音に乗せようよ

すると、生徒さんの様子ががらりと変わりました。
ぐ~っと考えて、集中して…最初の音からしっかりと音色を選んでいます
鳥肌が立ってしまいました。


それ以来、他の生徒さんにもこのように声をかけてみています。
いつもテンポのカウントをしないで弾き始めていた子も
一瞬立ち止まることで思い出すらしく、
最初から安定したテンポで弾き始めるようになりました。
ピアノの指定なのに強い音で弾き始めてしまうようなことも減ってきました


思った以上の効果に、ほくほくしています



気持ち玉

それぞれの個性を、思いを、心の中で大切に大切に育てて、
曲に乗せられるようになってほしいな…と思いました。



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♪ふるるん♪

Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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