メヌエットの終わり方を伝える時に…

バッハへの導入として私がよく使っているのは

 プレインヴェンション
 First Lessons in Bach

の2冊です。

どちらの本にも、子どもたちの憧れのあの曲が載っています。


バッハ作曲※ 『ト長調のメヌエット』


お子さんにとって何がそれほど魅力的なのでしょう
ピアノを習っていない子でも、学校のオルガンでお友達に教えてもらって見よう見まねで弾いていたりしますね

以前、小2で入会された生徒さんもこれを途中まで弾いていて、憧れの曲として私に伝えてくれていました。

 自分で楽譜が読めるようになったら最後まで弾こうね!

とお話ししていましたが、最近とうとうその目標を達成しました
その曲を練習しよう!と伝えたときの彼女のはじけそうな笑顔は忘れられません



さて、メヌエットの終わり方の音型としてよく使われるのが次のようなもの。
メヌエット最後
(First Lessons in Bachより。スタッカートがついてるのはちょっと気に入らないんだけど


この左手の弾き方、意外と難しいようです。

極端な例としては・・・・・
 
 どん、どん、どすん! 
 元気いっぱいだねぇでもさ、これ何拍子だっけ? 
 だん、ちゃっ、ちゃっ 
 うん、確かに三拍子、でもこれはワルツじゃないよ~。
 それから終わりらしさも必要な気がしない?

 どん、たん、ふに
 うん、デクレシェンドはいいけどヨワヨワしすぎないかい?


などと声をかけつつあれこれしつつ。
最初から私が弾いて示せば簡単かもしれないけれど、
あれこれ弾いて、それを自分で聴いて、見つけていく過程も勉強したいのです。
でも、なかなかイメージがわかない生徒さんにはこんな風に伝えています。


1拍めは40歳の元気な人ね!
  せんせいみたいに!(ちょっとサバ読み

2拍目は60歳のもうすぐおばあちゃんの人。
  少し疲れやすいけどまだ元気もあってスタスタ歩けるのよ。
  あなたのおばあちゃまくらいかな?

3拍目は80歳のおばあちゃん。
  体は少し弱っているから静かに動くのよ。
  でもね、長く生きていたからいろ~んなこと知っているし
  とっても優しいの。気持ちがね、深~いのよ~!

     (例える年齢は曲によって変えています)

何人もの生徒さんにこうやって伝えてみましたが不思議なくらいわかってくれます。
80歳のおばあちゃん、と例えることで最後の音を大事に弾こうという気持ちが生まれるようです。
また、いろんなことを知っている、心が深い、ということで、弱くても薄っぺらい音になることがなくなりました。


一度これをお伝えした生徒さんは、次に同じ音型が出てきたときについうっかりそれを忘れてしまっても
 おばあちゃん元気すぎ~スーパーおばあちゃんだねぇ
と言うだけで 「あ!そうかあははは!」と気づいてくれるようになりました。




ただ、これ・・・・・ひとつ問題がありましてね。

お子さんには効き目大なんですが

お母さまには・・・・
どういうわけかウケまくってしまうことが多く・・・・
見学しているお母様がお腹かかえて笑ってしまうのですよ

そんなにおかしいかなぁ






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※ 後の研究で作曲者はペッツォルトであるとわかったようです。
  ですから、本当はペッツォルト作曲・バッハ伝、ということになるでしょうか)

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Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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