気持ち玉を作ってから弾こうね

ピアノを演奏する時、
最初の音を出すまでに少し時間がかかることがあります。
楽器を演奏されない方には、よく、「どうしてすぐ弾かないの?」と訊かれます(笑)

心を整えて曲の世界へ向かっています。
俳優さんが撮影を前に役に入っていくのと同じでしょうか。
 集中し、曲の世界観やイメージを描き、
 テンポを確認し、音色のイメージを作り…
私はそんなことをやっています(みな同じかしら…?)
ほんの少しの時間ですがとても大切な時間です。



さて、レッスンにて。

 はい、どうぞ♪
 ♪♪♪♪~
 ちょ、ちょっと待って、ごめん、ちょっと待って
 ???
 今さ、すぐに弾き始めたよね、すぐに

そう、子どもたちは演奏前の“その時間”を端折ります(笑)
その結果、曲の立ち上がりの少しの間、何のイメージもない、意思のない音が並んでしまいます。
最初の音から、曲の世界に引きこまれるような音を出してほしいのですけれど…

 曲のイメージを頭に思い浮かべて、テンポを決めて
 どんな音で弾こうか考えて、呼吸をしてから弾きましょう


いつも伝えてはいますが、なかなか。
ほんの一瞬でも、弾く前にふと立ち止まってくれたら…
どうやったら子どもにもわかりやすく伝えられるかな…といつも考えていました。



そして先日、こんな風に言ってみました。
これはあらかじめ考えてあったわけではなく、深く深く考えてから弾き始めてほしい曲を
あまりにもあっさりと弾き始めた生徒さんを目の前にして、ふっと湧いてきた言葉です。

 もうちょっとこう…気持ちを作ってから弾こうよ
 ここで…こう…気持ち玉を作って
(胸の前で手で丸を作るジェスチャーをして)
 それを…ぅぅぅわって出してさ、ピアノに、音に乗せようよ

すると、生徒さんの様子ががらりと変わりました。
ぐ~っと考えて、集中して…最初の音からしっかりと音色を選んでいます
鳥肌が立ってしまいました。


それ以来、他の生徒さんにもこのように声をかけてみています。
いつもテンポのカウントをしないで弾き始めていた子も
一瞬立ち止まることで思い出すらしく、
最初から安定したテンポで弾き始めるようになりました。
ピアノの指定なのに強い音で弾き始めてしまうようなことも減ってきました


思った以上の効果に、ほくほくしています



気持ち玉

それぞれの個性を、思いを、心の中で大切に大切に育てて、
曲に乗せられるようになってほしいな…と思いました。



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Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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