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21世紀へのチェルニーホールセミナーを受講して

少し…いえ、もう1週間以上も経ってしまいましたが・・・・
17日、山本美芽先生の新セミナーシリーズ『21世紀へのチェルニー』ホールセミナーに行ってまいりました。
第1回目は『グレード・型としてのチェルニー』
宿題は、チェルニー100番から任意の1曲を演奏。


日本ではピアノ学習者は必ず通ってきたチェルニー30番、40番…
  それはピアノ教育界では今でもスタンダートなのか?
  海外では?
  どういう使われ方をしている?
  自分は実際どうだったのか?
などなど、様々なお話をしながら進むセミナー。
実際にチェルニー100番から全員が演奏し、そのブリリアントな響きに感激したり、さまざまな様式が取り入れられていることに驚いたり…
結果、チェルニー100番、上手に使えばいい感じ!
というのが、ざっくりとした感想です。ざっくりしすぎですが(笑)

演奏では、こんなこともやってみました。
チェルニー100番から26番の演奏。
持参した楽器”アンデス”と鍵盤ハーモニカ、ピアノのアンサンブルで。
不思議な面白さ♪





先生のセミナーでは毎回セミナーレポートを書いて提出するのですが、今回は時間内にまとめきれなくて、持ち帰ってきました。先ほど(やっと)提出しましたので、ここにもそのまま載せてみます。
とっても長いですし、しっかりまとまったとはいいがたいですが・・・・・
それでも、もし読んでいただけましたら嬉しいです。


(●は、美芽先生からのお題です)

21世紀へのチェルニー ホールセミナー セミナーレポート

● チェルニーに対して新たな見方はできましたか?
 チェルニーと言えばテクニック強化、趣味の域を越えていくための関所のように思っていました。というのも、私自身は30番からしか弾いたことがなく、あの延々続く指の訓練のような曲を子供の頃は“曲として面白い”と思ったことは一度もなかったからです。とにかくこれは、これから古典のソナタを弾くために必ずやらなければいけない関所だ、と思っていたのでした。当時、100番やリトルピアニストに出会っていたらもしかしたら違っていたかもしれません。

 今回セミナー受講のために初めて100番を購入しパラパラと弾いてみてびっくりしました。様々な様式の曲がけっこう入っていて、しかもなかなかかわいらしい。ソナチネはまだ弾けないけど…という子でも弾けそうなソナチネ風の曲があったり、宮廷の風を感じられるような曲があったり…こんなにいろんな曲があるじゃない!やるな、チェルニー!という感じでした。

 また、ホールの響きがとても良く…狭いレッスン室では感じられないブリリアントな響きがとても美しかったです。ピアノってやはり広いところで弾くものですね。

 100曲もあるのか…ということで食わず嫌いで通してきたチェルニー100番練習曲。さすがに現代っ子に100曲は無理かと思うので、しっかりと勉強して上手に抜粋したら、生徒さんに楽しく使ってもらえるんじゃないかしら…と考えています。


●これまで日本のピアノ教育のどんな部分に問題があったのでしょうか?
 ネットが普及した今でこそピアノ教師の横のつながりがありますが、つい一昔前まではとても閉鎖的な業界だったと思います。何か疑問に思うことがあっても誰かに聞くこともできずに一人で悩み、結局
 『自分が歩んできた道 = チェルニーはやらないとね』
というところから抜け出せないでいたのかなと思います。

 それでも、なぜチェルニーを使うのか、これを使うことでどういうことが得意になり、どういうことが足りないのか、これをすることで、結局何を得たいのか、という目的意識があればよかったのかもしれませんが、とにかく横並び大好きな日本人、そんなことを考えなくても、みんながやっているから、という理由だけで十分安心できたのでしょう。
これだけの理由があれば、あえてチェルニーをやめる、という選択はなかなかできるものではなかっただろうと思います。

 どんなことでもそうですが、やはり閉鎖的であることの弊害はあるのだな、と思いました。


●その他
昔から、チェルニー30番とインヴェンションが大きな山だとよく聞きました。そこになると面白くないし、難しいしわけわかんないし…そこでつまずいてやめていく子が多いんだよ、と。でも、芸事だからそれでよしだったんですね、昔は。
そこを乗り越えていくのは、つまらない練習でも我慢できる子か、苦も無く通り抜けられる力のある子…
そうじゃない子は別にもういいんじゃないかな、という暗黙の了解的なものがあったのではないかと思います。
私はと言えば、頭はぼーっとしていて、指動かしてるのが楽しい、というタイプだったので、なんとなく先へ先へと続けていたら、なんだかけっこう弾けて、じゃあ音楽の道も見えてきたね♪みたいなお気楽な感じでしたが…

今回あらためてチェルニー100番を見てみて、なかなか面白いし、目的を絞って必要な練習曲を取り出せたら、けっこういい感じの練習になるんじゃないかと思いました。

チェルニーって必要?というお話をしつつ、チェルニーの可能性を見つけることができた今回のセミナー、とても有意義で楽しい時間でした。


 ♪セミナー後に記念撮影。今回も充実の楽しい時間♪
美芽チェルニー100セミナー
美芽先生と2



今は発表会へ向けての準備でいっぱいいっぱいですが・・・・
GWにじっくり取り組んでみたいなと思っています。




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Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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