どうやって、伝える?

私の教室では
楽譜通りに音が弾けるようになっただけでは合格にはなりません。

リズムと音が合っているだけでいいなら
なんかの機械 (ってなんだ?) に演奏させておけばいいんですから。


楽譜から読み取れることはたくさんあります。
音には方向性があるし
音の高さや音程の開き方によってエネルギーも違う。

フォルテ、ピアノなどの強弱だって
ただ音量を変えるだけではなくて、音色だって変える必要がある。
ピーンと緊張感のあるピアノだったりそっとやさしくささやくようなピアノだったり・・・・


でもそういうのって、そのまんま話したところで
小さい子にはなかなかわかりにくいのですよね~…
どうやったら子どもにわかりやすく音色とか雰囲気とか伝えられるかな・・・・


あれこれ試してみて、私がよく使うようになったのは・・・・食べ物。 でへへ

   も、もちろん、それが子どもにとっていちばんわかりやすいからですよっっ
   決して私が食いしん坊だからじゃないんですよっっ (ここ、ツッコミ禁止ね


それから、動物。これも子どもにはイメージしやすいみたい。


例えば、キラキラしたフォルテから段階的に柔らかいピアノにしていくような場合。
「最初はあめ玉みたい。だんだんやわらかくグミみたいになって、最後はマシュマロみたいじゃない?」
って言うと、あら不思議。
それまで強弱だけにとらわれていたのに、
キラキラと輝くフォルテから少し落ち着いて、次第に指の腹を使って柔らかいピアノに・・・

柔らかいタッチを求めたい時には
「ヒヨコをそっとなでてあげるみたいに鍵盤をなでてあげて」
と言うだけでがらりと変わったり。
だいたいの子は幼稚園の遠足で動物園に行き、ヒヨコやウサギを抱っこしているからイメージしやすいみたい。


だんだん歳をとってね!というのも効果的でした。
「この音は50歳、次が60歳、最後は80歳。
 だんだん体の元気はなくなっちゃうけど、長く生きていていろんなこと知ってるから中身が豊かなの」
メヌエットの最後、左手を上手におさめたい場合などにわかりやすいみたいです。



中学生ぐらい(おませさんなら小学校高学年)になると、
もっと抽象的な表現をしてもわかるようになるので
こういう伝え方をしないで、作曲者の意図や求められる表現についてきちんと話していきます。



さて、昨日のレッスンで、伝えるために使った言葉たち。

 「お~おきい風船の表面をスーッとなでるみたいにね。ごつごつすると割れちゃうよ~」
 「大きい入れ物にた~っぷり入った生クリームを両手いっぱいでほわってすくってごらん」

二人とも・・・

とっても上手に弾けました




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♪ふるるん♪

Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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