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ファジル・サイピアノリサイタル(追記あり)

6月中旬にちょっと調べ物があって所沢ミューズのHPをのぞいたところ見つけたのがこれ。
ウィークエンドピアノシリーズ

ツィメルマンが来るのは知っていたけれどシリーズになっていたとは!
そして第1弾がファジル・サイだとは!
ファジルのパンフ

日本では「鬼才・天才・ファジルサイ」で知られ(笑)ものすごく強烈な個性を持つピアニストです。
そして演目がまた…私好み♪

『ペトルーシュカ』 も 『展覧会の絵』 も 大学の時にステージで弾いています。
ただし、ペトルーシュカは2台バージョンを友だちと。
   若気の至りってヤツですね …… 聴く方もたいへんだっただろうなぁ(^_^;)


もちろん即買い。

わくわくとスキップしそうなイキオイで会場へ


もう、圧巻でした。



モーツァルトの1楽章、最初の音で会場の空気がすっと整う感じ。
これ以上ないというくらいのかすかなpで響く美しい音。
かと思えばバリエーション中、唯一の短調は躍動感たっぷりでびっくりさせられる。
そしてところどころでふと聞こえてくる内声。
そうか、そこもお話したかったのね、そこも好きなのね、といちいち納得(笑)
このあたりで、「かなりやんちゃなヒトだなー」と思う。


3楽章、いわゆる『トルコ行進曲』は足も踏み鳴らしての演奏。
”ふつうの”演奏では絶対そんなことはしないんだけど
彼がやるとそれがすごく自然で素敵で
「ああ、そうか…そういう風に感じてるのか…」と素直に受け入れられるのが不思議。
リズムが私を、会場を、すべてを包んでいく~~!という感じ。



次のペトルーシュカ。
作曲者自身が編曲したものではなく、ファジル・サイが再構成し編みなおした版での演奏。
2台ピアノの楽譜に近かったような…そのためか私にはとても聴きやすかった。
モーツァルトの時とはまたガラリとイメージが変わりとてもダイナミック。

なんで一人であんないろんな音出せるかなー…

もうね、自由自在に操ってるんですよ、音を。
うーん、なんというか、楽しそうに遊んでる。
自由なの。なにものにも縛られない。
空いている方の手でひょいひょいと指揮をするように音と遊んで
ある時はふっと音を空間に飛ばしちゃう。
かと思うともんのすごいキレのいい音でワーッと音のシャワー浴びせてみたり。


モーツァルトの時も思ったけれど、このヒト、絶対やんちゃなロマンチスト。
高校生男子みたい。
私はそれを「あらあら、やんちゃだねぇ…楽しそうだねぇ…かわいいねぇ…」と
まぶしく見ている母みたいな気分になることも(笑)


メインは休憩後の『展覧会の絵』なんだけど
ペトルーシュカですでに拍手鳴りやまず、2回もお呼び立てしちゃいました。



そしてメイン。
最近CD出したばかりの『展覧会の絵』。
もう、語りだしたらきりがない。本当に圧巻だった。
雛の踊りもリモージュも超速(笑)
でもいちばんぐぐぐっときたのは、『牛車』。地味?(笑)

あれ?と思うくらい柔らかく弾き始めたと思ったら
少しずつ少しずつ、長い時間をかけながらpesante(重く)になっていく。
このpesanteが半端ない!
彼の手にまとわりついてちっとも離れていかない音。重い。本当に重い。
やっと解放されたと思ったらこの上もなく美しいプロムナード…




もちろん拍手が簡単に鳴り止むハズもなく
アンコールは下記の4曲。
2曲目はジャズ風。
クラシックのイメージとはちょっと離れて別の面も見せてくれつつ
まさかのショパン(私の中の彼のイメージにショパンはなかったので)。
そして、月光。


ノクターンと月光。
弾く。弾きたくなった。


というわけで、いまだ興奮冷めやらず、
でも理性ではなるべく短く簡潔に、と書いた結果
このように支離滅裂な感想になりましたとさ。


終演後、まさかのサイン会にてCDにサインをいただき(読めないが)
目の前で彼を見て、
「チラシの写真、詐欺だよねぇ…」
などと思いつつ うほうほと帰宅いたしました。
ファジル目の前!  ファジルのサイン


でも、お腹出ていても、演奏は素敵よ♪

この後、鎌倉と杉並でソロがあるそうなので、間に合う方は是非!
遠くても聴きに行く価値はあります!





プログラム

 ・モーツァルト    : ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331 「トルコ行進曲付き」

 ・ストラヴィンスキー : バレエ音楽「ペトルーシュカ」より(ファジル・サイ編)

 ・ムソルグスキー   : 組曲「展覧会の絵」

アンコール

 ・ファジル・サイ : 自作曲だが曲名確認中とのこと。まさか、即興?
 
 ・ファジル・サイ : チェロソナタより第4楽章 ボルダム〈ピアノバージョン〉

 ・ショパン    :ノクターン 第20番 遺作 嬰ハ短調

 ・ベートーヴェン : ピアノソナタ 第14番 「月光」第1楽章



(7/3追記)確認中だったアンコール1曲目タイトルが発表されました。

 バラード "SES" (SESはトルコ語で「声」の意)



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Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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