子供が「ピアノをやめたい」と言い出したら

「ピアノは長く続けてくださいね」

私は入会の時にこのようにお願いしています。
ピアノはちょっと練習したからすぐに上手になるというものではありません。
コツコツと練習を続けて、長い時間をかけて少しずつ上手になっていきます。
幼児さんでスタートして、最初は童謡や学習に最適な小品などを弾きながら
いずれモーツァルトやベートーヴェン、ショパンなどの名曲を弾くための
技術と心を作り上げていくのです。
お子さんにとっても、それを支えるご家族にとっても
とても忍耐が必要な習い事と言えるかもしれません。
それゆえ、続けることで得られる喜びも大きく、深く、
大きな自信を得られるのだと思っています。



ある生徒のお母さまが
 「最近、この先ピアノをどうするかについてちょっと考えたい、
  というようなことを子供が言っていて、家族でいろいろ考えています。
  先生にもご相談しようと思って…」
とお話してくださいました。
とてもよく頑張っている生徒ですからちょっと驚きましたがすぐにピンとくるものがありました。

まず、本番が近いこと。
そういう時は大人でもナーバスになりますね。
それから、発表会の譜読みの途中であること。
発表会の曲は、通常のレッスン曲よりも少し難しいレベルの曲です。
頑張っていますが「むずかしい…むずかしい…」と言う言葉もよく出てきます。
リズムをきちんと言いながら読み進めていけば出来るのですが少し根気が必要です。
もともと譜読みが得意!というタイプではなかったので、この状態に少し疲れているのかもしれませんね。

レッスン中でしたのでゆっくり本人に話を聴くほどの時間はなく
本当のところはまだわかりません。
でも経験上、こういうタイミングで辞めたいと言い出す子供は多いです。




子供はまだ
今、自分に見えている 
ことがすべてです。
少しだけ頑張れば乗り越えられる山も、
目の前にそびえ立つ高い山に見えているかもしれません。
ゲリラ豪雨の真っただ中にいるような気分になっているかもしれません。

実際はあと1分歩けば頂上かもしれないし
あと10分待てば青空が見えるかもしれない。
でも子供にはそれは見えないのです。

ですから、保護者の方にはぜひ広い視野、高い視点で見ていていただきたいと思います。
なぜ今、辞めたいと言い出したのか、子供をよく観察してみてください。
信じられないかもしれませんが、子供は自分の意思を通したい時、上手に演技をします。
そこをきちんと見抜いて、振り回されずにしっかりとお子さんを見ていてあげてください。


 ほら、あとちょっとだよ、苦しいのは今だけだよ
 大雨は今だけだよ、大丈夫だよ
 応援してるよ、困ったら先生に相談しようね

こんな風に声をかけて応援してあげるうちに
大きな山はいつの間にかなくなり
雨もすっかり上がるかもしれませんね。





でも…それでも本当につらそうだ…
長い期間、辞めたいと言い続けている…
そんな時はどうぞ遠慮なく相談してください。
 音楽を楽しむ!
その目的を見失わないようにさえすれば
そこに至る道はいろいろあります。
いつもいつも走り続けるのではなく
寄り道をしながら、ゆっくりと、進むこともできるのです。

保護者の方と生徒と私、一緒に考えていきましょうね!




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目的がはっきりしていると本番は怖くない


入間市は夕方から冷たい雨が降り出しました。
ここのところ乾燥していたのでありがたいと思う反面、
冬の雨というのはどことなく暗くて寂しくて、
誰かと一緒にいたくなりますね。
幸い私のところには次から次にかわいい生徒さんたちが来てくれるので
たくさんの元気をもらっています


さて、すっきりきれいに晴れていた日曜日、
師匠門下のクラスコンサートで弾きました

ステップで一度弾き
ローゼンバウム先生のレッスンを受け
思うように弾けない自分に絶望したり
いやでも、いつか弾きたかった曲だと自分を鼓舞したり
いろんな感情を乗り越えて
少しずつ少しずつ自分のものにしてきている曲。

もちろんまだ納得できないところはあるけれど、
今回のクラスコンサートでは
できないことをクローズアップしないで
できることをしっかりやろう!と思っていました。

そう思えると、本番はあまり怖くなくなりますね。
目的がはっきりしているから。
もちろん、少し緊張はしましたし
「え?なぜここで?」というところで失敗したりもしましたが
でもいいんです。
失敗したところは次回までの課題!
それより、出来たところを認めて自分を褒めてあげる!
その辺の図々しさは、歳を重ねてきたことへのご褒美かしら(笑)


今、少し気が抜けてしまいましたが
また次の演奏に向けてそろそろエンジンかけようと思います。




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探偵のように~ウララ・ササキ先生

先日、詩音の会で指導について学ぶ新しい企画を始めました。
  (詩音の会についてはコチラ → 

日々指導をしたり、生徒をコンクールやステップにチャレンジさせたり、
各々の教室の発表会へ向かっていたりする中で、
「もっともっと生徒たちに上手になってもらいたい!」
「そのためにも、もっと自分たちの指導の引き出しを増やしたい!」
という気持ちが増してきている私たち。

個々に学んではいるのですが
もっとお互いに高めあえる、全員の学びをお互いに活かせる、
そういう学びの時間を持てないか……ということで
”指導者のためのピアノレッスン”をされている
ウララ・ササキ先生にご相談しました。
 (ウララ先生のブログはこちら → ♡♡♡
私たちが漠然と考えていたことと、
ウララ先生が「何ができるかしら…」と考えてくださったこと。
実際にお会いしてお話してみると
その方向性について共感し合うことができました!



様々にお話する中で、ウララ先生は
 指導者は自らが弾き続けることによって、
 自分の技術と感性を磨き続けることが大事

…ということをおっしゃられました。
私自身が大切にこだわっていることを褒めてもらったような気に(勝手に)なって
この日も心の中で小さくガッツポーズ(笑)


たくさんのお話の中で特に印象的だったのは
 古典期の曲はいかに楽しくてコミカルか、ということ。
 あちこちにおもちゃがいっぱいの部屋。
 それをたくさんみつけて、その部屋の中で愉快に遊ぶ。

というお話。
実際に私たちが演奏する古典やバロックの曲の中から
 ここ、おもしろい
 ここ、ほら、こんな風に!

などとレクチャーしてくださるのを聞いて
本当に!なんて面白いのかしら!!と思ったり
え!?こんなところにもオモチャが!??と驚いたり…

古典やバロックは見えない縛りにがんじがらめになって
演奏するにも指導するにも悩みながら…という
どちらかというとマイナスイメージが大きかったのですが
少しそのカチコチな頭がゆるんだ気がしています。

 探偵のように、どこに面白いことあるかな~
 面白いオモチャがあるかな~と探すのよ


ウララ先生がニッコリとおっしゃったこの言葉を胸に
 楽譜からよりたくさん”面白い”を見つけて
 生徒にそれを伝えていきたい!
と思いました。

2時間半があっという間だった濃密な時間。
これからも2カ月に1度の学びが続きます。
次のお題がさっそく出ています。
ちょっとワクワクするお題!!楽しみです♪


学びの後のランチタイム。
ここでも音楽のこと、プライベートのこと、たくさんの楽しいお話ができました♡
ウララ先生の素敵なお人柄に惚れちゃいました(^^♪
詩音ウララ先生
(右からお二人目がウララ先生♪)


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プロフィール

♪ふるるん♪

Author:♪ふるるん♪
埼玉県入間市にあるピアノ教室です。

クレッシェーレ(crescere)は「(人や植物が)成長する」という意味。
ピアノレッスンを通じて生徒さんに大きく成長していってほしいと願っています。

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